先日は、お袋の95歳の誕生日だった
すっかり足腰は弱くなって、耳も遠くなっているけれど
食欲もあり、好奇心旺盛で
基本的な身の回りのことはしっかりと自分で行っている。
この分だと100歳まで行けそうだ♬
そんなお袋は昔から手作りが好きで何かしら作っていた
今もでも「目がしょぼしょぼ」すると言いながら折り紙を楽しんで
出来上がると孫やひ孫にプレゼントしては喜んでいる
そんなお袋との思いでの一つで、私のものづくりに目覚めた原体験のような出来事がある
それは、私が幼稚園に上がるかあがらなかのある日こと
お袋が家の裏に生えていた細い竹(沖縄ではチンブクと呼んでいます)ホテイチク
を採ってきて、私と妹の前で節と節の間を切り始めた、のこぎりなんて持ってないので
なんと包丁で一生懸命切り始めた、私と妹は何を作っているのだろうと見ていたら
なんと切った竹をストロー代わりにシャボン玉を吹いてくれた
それを見た私と妹はとても喜んでお袋のまねをしてシャボン玉吹いた
喜ぶ私と妹を見てお袋はさらに竹を採ってきては包丁で一生懸命切り始めた
とにかく私にとって衝撃だったのが、いつも見ていた竹がストローに変身したということでした
いつも見ていたアレ(竹)をコレ(ストロー)に変えた
そんなお袋のことがまるで魔法使いのように思えました!
そんな遠い昔の小さな出来事がいまでもはっきりと思い出せます
また、家の近くに畑を借りて野菜やトマトやトウモロコシを植えて
収穫の喜びを体験させてくれました。
今考えるとそんな体験が、私をものづくりや木工やパーマカルチャーに
関心を持たせてくれた原体験かも知れませんね
誕生日おめでとう♪ 100までがんばろうね
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