森づくり

雑草堆肥

この時期はとにかく雑草に勢いがあり、開拓地ではほぼ草刈りが日々の作業になっています。

そして、刈った草を廃材トタンで作った堆肥枠へ、ひたすらそこに入れています

米ぬかは分解を速めてくれるらしいので、時々入れるようにしていますが、基本は刈った草をとにかく堆肥枠どんどん積み重ねるようにいれるだけです。

ブルーシートをかけたほうがいいとか、時々かきまぜたほうがいいよということですが、障害がある私には無理なのでひたすら刈った雑草を入れるだけの方法です。時間はかかるかもしれないけれど障害があっても出来る方法を試しています。

草刈りは適当に

開拓地には畑も作りますが、基本は小さな森づくりを目指しているので、草刈りはきれいに草を刈るのではなくある程度草地を残すようにしています。そうすることで草地を好む昆虫たちがやってきます、そして、それを餌にしている野鳥たちもやって来るのではと思っています(確証はないですが)そうする方が多様性のある森を作っていけるのではと思って試しています。

ひとが関わる森づくり

ときどき、ほっておいたら自然に森のなっていくのではと言われることもありますが、沖縄では特に開拓地がある南部では、一度人の手が入った場所はほっておくと瘦せ地を好み、日差しに強い外来種の「ギンネム」やってきてギンネムとツルに覆われた薄暗い多様性のない森になってしまいます、そうならないためにも最初は人の介入が必要だと思います。

開拓地も一度人の手が入った場所で、長い間放置されていたので、「ギンネム」が多く蔓に覆われて多様性のすくない薄暗い森と言うより藪になっていました。

セブンジェネレーション

ネイティブ・アメリカンの教えに「7世代先の未来を考えて決める」という言葉があります。

森づくりって時間のかかる取り組みです。もしかすると私の代では森になった姿を見ることは出来ないかもしれません、でもこの開拓地にこの土地にあった樹木を植え、生き物たちがやってきて、人がやってきて、大人も子どももこの森で遊びながら自然と触れ合える生態系の豊かな森であり続けることを願っています。

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